1st ALBUM 「緑町


【収録曲】

 

1.あなたの悪口、言うのやめます

2.大人は損得、子どもは気楽

3.君が住む街へ

4.思わず鼻歌出ちゃう

5.朝

6.最寄りのコンビニ、夜になったら閉まるねやんか

7.秋の風

8.考えることに疲れたら

9.日曜日

10.商店街を自転車で

 

発売日:2015/09/01

品番:ISZT-001

価格:¥1,944(税込)



 

忘れもしない、あの夜。
高円寺をアテもなく彷徨った僕は何の因果か

無力無善寺に辿り着いた。そこで石指さんと出会った。
彼の実生活研究の結論は新しい日々のはじまりを示している。リバイバルなんていらない。

日本語フォークの伝説は今日もここにある。
拓朗アニキ、どうかいつまでも商店街を自転車で。

あなたの青春が報われないなら、

それは社会の方が悪いんだ。

篠原良彰(ラッキーオールドサン / COPIES)
 

 

いつでも明るい
しゃべりが軽快
ざ いい男
しょうねんの様な
たましいで
くるしいときも
ろっくでフォーク
うた声響く

エンジョイミュージック!

EnjoyMusicClub(EMC)


絶対に折れない心の槍が無きゃ駄目なんだよ!とお酒を飲むとあなたはいつもそう言っていました。僕は、うわあこの人また同じこと言ってるよ完全に酔っ払ってるわ、と思っていました。ごめんなさい。

いい物が売れている世の中じゃないからどうなるかはわからないけど、あなたがしっかりと心の槍を持ってこのアルバムを作り上げたことを僕はとても嬉しく思います。まあこれが売れなかったらおかしいけど。本当に。

わざわざ言わなくてもずっといい曲を歌い続けてくれると思うから。また呑みに行きましょう。そんで悪口言いましょう。

僕の憧れ石指拓朗へ

国宝太郎







以前、フォークの定義とは何か、といったような内容を石指くんから持ちかけられたことがあり、僕がそれに答える間もなく、彼は

「1ついえるのは、ギターに風を感じられることです」と言っていたのを、このファーストアルバムを聴いていてふと思い出しました。

そう、その言葉が決して思いつきのものでなく、彼のなかで核心的なものだったことが、

今回とてもよく分かりました。最初に出会ったとき、彼はバンドでギターを弾いていましたが、話してみると、日本のフォークミュージックの知識量がとても豊かで、何よりも、その熱量は、聞いているこちらが口を挟む余地のないほどでした。やがて必然的に、彼は古ぼけたヤマハのギターを携えて一人でステージに立つようになりました。フォークミュージックへの情熱を体中から発散させてひたむきに取り組む姿勢こそが、彼のオリジナリティを形成している源であり、自転車で彼自身の奏でるギターのように風を切りながら駆けているのであろうと思われるジャケットカバー写真もまた、彼のパーソナリティを偽りなく表現していると断言できるのです。

歌手  双葉双一